窓ぎわのトットちゃん / 黒柳徹子
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『窓ぎわのトットちゃん』と聞くと、「あー、黒柳徹子の自伝」とわかる方は多いと思います。
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1933年生まれの黒柳徹子さんが、過ごしたユニークな小学校・トモエ学園での出来事が中心に描かれています。大人になって改めて読み返すと、幼い頃とは別の視点で本書を読むことができます。学校教育のこと、子どもの学びのことなどもいろいろ考えさせられます。
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また、1940年頃の東京・自由ヶ丘あたりの景色がのどかな住宅街であり、まだせかせかしていない街の雰囲気もとても興味深く感じます。
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1981年に発行されてから、もうすぐで45年とのこと。ながく読み継がれる理由の一つに、黒柳徹子さんのユーモアあふれる文章があるでしょう。子どもに読み聞かせしていても、「グフフ」と笑っている様子を見ると、おもしろいと思えることは普遍的なのだなと思いました。
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『窓ぎわのトットちゃん』は単行本、文庫本などが発行されていますが、こちらは、小学生のこどもを対象とした青い鳥文庫になります。漢字にはルビもふられています。お子さんと一緒に読んだあと、お子さん一人でも読むことができます。
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著 者:黒柳徹子
発 行:講談社
発行年:1991年6月
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新書/358頁