タイトルも印象的ですが、表紙の中田いくみさんの描く男の子にも目を奪われます。
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小学1年生になった著者の息子が入学式に緊張し、学校へ行きしぶり、その後「不登校」になった実話が日記のような事実の記録として描かれています。その間、夫婦でどのような話し合いをしたのかについては夫婦コラムというかたちで挿入されています。
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なぜ息子が学校へ行きたくないのかということに向き合う中で、息子が「HSC(Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子ども、環境感受性が高いこども)」の特性を持ち合わせることに気がつきます。
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自分のことを語る言葉、視点をまだ持ち合わせていない息子を知るために夫婦が「チーム沢木家の子育て」プロジェクトに試行錯誤しながら取り組む様子は、子どもを育てる親であっても介護をする子であっても参考となることがたくさんあります。
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・著　者：沢木ラクダ
・装　画：中田いくみ
・発行元：小学館
・発行日：2024年9月
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・四六判ソフトカバー／208頁