佐多稲子傑作短編集 キャラメル工場から / 佐多稲子著・佐久間文子編
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佐多稲子は1904年に長崎県に生まれ、七歳で母を失い、1915年に家族で東京へむかい、キャラメル工場、料理屋、日本橋丸善、カフェーなどで働きました。本書のタイトルでもある「キャラメル工場から」はデビュー作であり、実体験にもとづいて書かれた小説です。
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本書は「二十代でデビューし九十歳近くまで書き続けた佐多の初期から晩年にいたるまでの十六作を発表順に収録して」います。
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・著 者:佐多稲子
・編 者:佐久間文子
・発売日:2024年3月
・発 行:ちくま文庫
・文庫版、288頁
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