【再入荷】家の歴史を書く / 朴沙羅
¥990
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社会学者の著者が、済州島から日本へ来た父の兄・姉にインタビューをした記録。研究者として、「ひとの語りを聞くとはどういうことか」自問しながら生活史を記録していった著者の苦悩があった。
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わたしたち読者は、単純に家族の歴史として興味深いのでひきこまれてしまいます。同時に、ひとつの家族の歩んできた道のりから、戦前から戦後にかけての済州島のこと、朝鮮半島のこと、そして日本との関係について考えることになります。
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本書の執筆にあたっての参考文献リストや年表は東南アジアの現代史を知る上での貴重なてがかりともなっています。
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朴沙羅さんの他の著作
・『ヘルシンキ生活の練習』
https://casimasi.official.ec/items/58162666
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・『ヘルシンキ生活の練習はつづく』
https://casimasi.official.ec/items/91598006
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著者:朴沙羅
発行:筑摩書房
発行年:2022年
文庫版、384頁