ホームレスでいること / いちむらみかこ
¥1,540
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「10代以上すべての人のための人文書」というキャッチフレーズで比較的平易な文章でシリーズ化されている「あいだで考える」。
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本シリーズは、「先の見えない現代、10代の若者たちもオトナと呼ばれる世代も、不安やよりどころのなさを感じ、どのように生きてゆけばよいのか迷うことも多」く直面します。そのような迷いがたくさんある中で、「しなやかに、優しく、共に生きてゆくための」知の喜びを提供してくれます。
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本書は2003年から東京都内の公園のブルーテントに住み、国内外でフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしているいちむらみかこさんの著書。
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いちむらみかこさんは、「ホームレスでいることで、大事なものを手放さなくていいような気がするのだ。」とご自身のことを書かれています。もちろん、ホームレスの状態にある人は、理由や事情は様々だと思います。
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公園や路上での暮らし、ホームレス女性たちの集まり、ホームレスへの襲撃などをについて「少し離れた」ところにいる私たちに伝え、問いかけます。
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このシリーズでは、より知識を深めたい方、思考を深めたい方にとってうれしいブックガイドもついています。児童文学なども紹介されているなど、手に取りやすい本も並びます。
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・著 者:いちむらみさこ
・発売日:2024年8月
・発 行:創元社
・四六判変型(168㎜×130㎜)、並製
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