父・堀内誠一が居る家 パリの日々 /堀内花子
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戦後すぐ、15歳の頃から伊勢丹百貨店宣伝課で働き、数々のアートディレクションを手掛けた堀内誠一。結婚後は、妻・路子の人脈から絵本にも数々手掛けるようになった。『anan』のアートディレクションを辞した1973年、41歳で家族そろって渡仏しました。
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渡仏中の様子は雑誌・『装苑』に連載した「パリからの手紙」で紹介していました。本書は、渡仏時13歳の長女・花子さんの視線で、6年ほどパリ郊外で過ごした家族との日々を綴っています。
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絵や写真もふんだんに掲載されています。瀬田貞二、安野光雅、谷川俊太郎、奈良原一高、丸木位里・俊夫妻、渋澤龍彦などなど。その幅広い人間関係を本書でも感じられます。わたし自身は、妻・路子さんの学生時代からの友人である矢川澄子さんの写真がいくつも掲載されていることがうれしく思いました。
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・著 者:堀内花子
・発 行:株式会社カノン
・発行年:2024年2月
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四六判ソフトカバー、160頁