憲法制定から、70周年の節目の年に憲法制定にも尽力した憲法学者・佐藤功さんの本を復刊されました。
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著者の佐藤功さんは1915年生まれ。東京大学の前身である東京帝国大学法学部で憲法がうを学び、その後兵役のため2年間中国北部で二年間を過ごし、その後大学にて研究をしました。
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1945年、日本がポツダム宣言を受けいれた後、新たな憲法草案の内容をつくることになり、1946年2月にGHQ草案が完成しました。それを日本に整えるようにするために佐藤功さんは当時の法制局長官に依頼され、説明資料を作ったり、外国憲法の事情を調べたり、憲法改正草案づくりに尽力されたそうです。
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そのような経験をし、なぜ憲法が必要なのか、そもそもいつから憲法はつくられるようになったのかなど、人間がたどった歴史をひも解きながら、説明しています。こども向けではありますが、大人も十分学ぶことができる内容です。
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解説は、憲法学者の木村草太氏。
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著　者：佐藤功
出版社：時事通信出版局
発行年：2016年10月

A5判、204頁