牛腸茂雄全集 / 牛腸茂雄
¥8,800
牛腸茂雄は1946年に新潟県で生まれました。3歳で胸椎カリエスを患い、下半身をギプスで固定する生活が長くつづき、成長が止まってしまいました。周囲の心配はあったものの、高校卒業後は東京の桑沢デザイン研究所に入学しました。
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デザインの分野でもセンスが光っていましたが、写真家の大辻清司に見いだされて写真の道を歩むことになりました。
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街で出会ったこどもたち、道行く人、友だちなどを淡々と撮った写真はどれも静けさの中に力強さを感じる写真です。
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今回刊行された写真集は、36歳という短い生涯の間に発表した作品全点を収載する決定版となります。
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収録されている作品
作品集
・『日々』
・『SELF AND OTHERS』
・『扉をあけると』
・『見慣れた街の中で』
生前に発表、もしくはまとめられた 2 つの連作
〈水の記憶〉〈幼年の「時間 」〉
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.なお、2023年11月3日(祝・金)から12月24日(日)まで市立伊丹ミュージアムにて牛腸茂雄写真展が開催されます。
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・監 修 :三浦和人
・執 筆 :冨山由紀子
・デザイン:須山悠里
・発 行 :赤々舎
・発行年:2022年
245㎜×255㎜、248頁、ハードカバー