台所から北京が見える -36歳から始めた私の中国語 / 長澤信子
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1933年生まれの著者は、36歳のときに中国語を学びはじめ、通訳・ガイドとしても活躍しました。語学を学びはじめたきっかけは、「夫には仕事が、子どもには子どもの未来がある。私にも家庭以外に自分の生活がないと窒息してしまう」と考えたから。
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24歳の頃に新聞の投書し、得た回答に「人の手がけぬ外国語を、家事の片手間にマスターしていくのもプラスになります」と書かれたこと契機になりました。
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女性も結婚してから仕事を続けることが多くなったとは言え、ずっと仕事を続けることもまだまだ課題がたくさんあります。パートナーのこと、こどものことと自分自身を切り離して「私」の道を進んだ著者の生き様はとてもまぶしく感じます。そして言語を学ぶ方にも本書は参考になることがたくさん詰まっています。
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・著 者:長澤信子
・発売日:2023年5月
・発 行:ちくま文庫
・文庫版、320頁
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