日本人が移民だったころ / 寺尾紗穂
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音楽活動をし、エッセイを寄稿し、わらべ唄を採取するという多岐にわたる活動をしている寺尾紗穂さん。毎度のことながら、寺尾紗穂さんの力強さが感じられるテーマでインタビューを重ねた記録です。
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「明治から戦後のある時期まで、日本は確かに国策として移民を推奨する「移民送り出し国」であった」という事実すら知られていない中で、戦前と戦後をつなぐ元引揚者たち10人の声を集めています。
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目次は以下、版元のサイトから。
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まえがき
父のいない戦後 札幌・平尾富士子さん
台風と格闘した開拓 種子島・中川博司さん
遊水地に拓いた未来 我孫子・玉根康徳さん
PTSDを呼び起こされる戦後 那覇・上原和彦さん
死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死 那覇・阿良光雄さん
靖国に祀られた母 札幌・野村武さん
パラグアイからアルゼンチンへ 埼玉・鈴木光さん
除草剤入らなかったらつぶれてた パラグアイ・フラム 溝際孝市さん
二つの大和村を生きた夫 パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん
移民の子が大使になった パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん
あとがき
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著 者 :寺尾紗穂
出版社 :河出書房新社
発売日 :2023年7月
四六判ソフトカバー/200頁