各地のお店を営む人やモノづくりをする人を訪ね、その場所に根づきながら生活をしている人に焦点をあてて、写真と共に紹介してきた『nice things.』。いったんやむなく休刊となったものの、クラウドファンディングなどを利用して復刊しました。
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今号は通算72号。特集は「扉を開けたいお店。」
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その土地のそこにあるお店。そこだからこそできあがる空間があるのだと思います。扉のむこうに広がる空間、香り、音や声、陽射し、すべてをひっくるめてお店があるのでしょう。今回もまた様々な土地のお店が紹介されています。
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「扉を開けたいお店。」で紹介されていお店：山猫瓶詰研究所（鹿児島・枕崎）、OWL（鹿児島）、ツクリテ（福岡・門司）、木蓮（福岡）、GENERAL STORE 84（広島）、sajiya studio（岡山・牛窓）、STROLL（愛媛・松山）、LADER（京都）、さくげつ（群馬・桐生）
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『nice things』は復刊の際に「広告が入らなければ雑誌が成り立たないといった壁を打ち破りたい」と示していました。復刊からしばらく経ちますが、その姿勢が貫かれ、また雑誌づくりの経験がない人たちが編集に多く携わっています。今号のテーマは『nice things』編集部の姿勢ともつながっているのでしょう。
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そして、この号から編集室は長崎・五島列島の福江島に拠点がうつりました。東京を拠点にしていたときとおなじ視点、異なる視点がうまれることでしょう。
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・編集長　：谷合貢
・発行　　：情景編集舎
・発行日　：2023年4月

・A4 変型/オールカラー
・112頁