日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅 / 郷土菓子研究所 林周作
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著者は、西洋料理を調理学校で学び、料理店やパン屋に勤務していました。その間、日本で味わうことができない世界の郷土菓子に興味をもちはじめ、2010年に3ヶ月間ヨーロッパ13ヶ国の郷土菓子を調べ歩きました。更に翌年にはフランスで働きながらアルザス地方を中心としたフランス菓子を学びます。その後、日本へ向けて自転車でユーラシア大陸各国の郷土菓子を調べるたびに出ました。(道中の様子は、フリーペーパーとして毎月発行して日本で配布されていました。)
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本書では、その一連の郷土菓子を求めて採取したお菓子の数々を現地で収めた写真と共に紹介をしています。コラムもあったり、一部のお菓子はレシピも紹介されていたり、読み物としても愉しめます。
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本書はデザインもとても凝っていて、カバーの紙は凹凸があり革のような印象を受けます。カバーを外したところに印刷されたバックパッカーと自転車の切り絵のようなイラストも印象的。なにより本文に使われた紙がざらざらしていて、旅先から発行したフリーペーパーの雰囲気が感じられます。
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著者 :郷土菓子研究所・林周作
発 行 :KADOKAWA
発売日 :2014年6月15日
A5判、頁数224