各地のお店を営む人やモノづくりをする人を訪ね、その場所に根づきながら生活をしている人に焦点をあてて、写真と共に紹介してきた『nice things.』。いったんやむなく休刊となったものの、クラウドファンディングなどを利用して復刊しました。
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今号は通算69号。特集は「作ることで生きていこう。」
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誰もが道に迷いながら、出会う人や物事と共に歩む道を決めていくのでしょう。本書のインタビューにおいて石原稔久さんが「作るを「結ぶ」という言葉で置き換えられると思っています。僕たちがなにかを表現する場合、僕たちのなかにあるカケラを結んで生みだしているからです。」と話しています。
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いまの経験が将来のなにかにつながるカケラになっているのだろうなと感じます。
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「作ることで生きていこう」で紹介されている方々：吉田耕平（夏ノ庭） ／ 大嶋宣孝・彩（野路） ／ 谷本和也（TOALHANT/風と土） ／ 山口洋介・亜希(サササ) 古橋治人・真理子(manufact jam 楓) ／ 久村直大・恵(TEJIKA) ／ 下山久美(リタ/ kasi-friendly) ／ 堀之内信哉・彩(KiKusa) ／ 石原稔久

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『nice things』は復刊の際に「広告が入らなければ雑誌が成り立たないといった壁を打ち破りたい」と示していました。復刊からしばらく経ちますが、その姿勢が貫かれ、また雑誌づくりの経験がない人たちが編集に多く携わっています。今号のテーマは『nice things』編集部の姿勢ともつながっているのでしょう。
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・編集長　：谷合貢
・発行　　：情景編集舎
・発行日　：2022年7月

・A4 変型/オールカラー
・112頁