【再入荷】雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集 /池内了編
¥836
SOLD OUT
雪の結晶で有名な中谷宇吉郎(なかやうきちろう)は、1930年に北海道大学に赴任しました。そこで「北の大地に根ざした研究を進めたことで、それまであまり手がつけられていなかった雪・氷・霧・雷・霜柱を研究対象に選び、精密な実験を通じて、それらが作られる条件を明らかに」しました。
.
そのような科学研究を行う一方で、1962年に亡くなるまでに30冊以上のエッセイ集も残しています。社会的な論争もあえて取り上げることで、科学者の眼で社会をとらえなおそうとしていました。
.
本書は、物理学者でありながら、科学や科学研究と社会とのあり方について執筆もされている池内了氏が編んでいます。
.
.
著 者:中谷宇吉郎
編 者:池内了
発 行:岩波書店
発 行:2002年6月15日
12.1cm×17.3㎝/285頁