味の台湾 / 焦桐
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台湾を代表する現代詩人が、台湾の庶民の味、小籠包、豆花、マンゴーミルクかき氷などなど60品が紹介されています。
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「日本語版序」にあるように、日本は台湾を50年ほど統治していたので、「日本料理は、(中略)今では台湾の伝統的な味わいとして内面化されていしまっている」と。そのような歴史的経緯も含め、また著者の記憶を振り返りながら一品ずつその味わいや料理手法について紹介されている。
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文章に添えられているイラストもとても印象的。お酒を飲みながら、喫茶店でなど鞄に入れてゆっくりたのしみたい一冊。
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・著 者:焦桐
・訳 者:川浩二
・イラスト:イラストレーターユニットJaneni & Aj(張宗舜・陳妮均)
・編 集:みすず書房
・発行日:2021年10月
・四六判/392頁