Face to Face / Seiichi Furuya & Christine Gössler(洋書写真集)
¥8,800
SOLD OUT
古屋誠一は、1989年から2010年にかけて亡き妻、クリスティーネ・ゲッスラーを撮った写真集「Mémoires(メモワール)」を5冊発表しています。
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昨年、彼はクリスティーナの遺品を整理していた時にスーパー8のフィルム、カセットテープ、ポケットカメラのフィルムを見つけ、現像をしたところ、そこには、彼がクリスティーナを撮っているときに彼女も作者にカメラを向けていたこと、しかも「ほぼ同時にお互いを撮り合っていた事実」がわかりました。
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本書には、二人が出逢った1978年から、クリスティーナが亡くなる1985年の7年のあいだに撮影された150枚の写真を『Face to Face』シリーズとして2枚1組で収録しています。本作品は、「Mémoires」シリーズの最終作となります。
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これまで「Mémoires」を知っている読み手は、これまで作者がクリスティーナに向けた視線からの切り取った写真を見てきました。が、こんどは逆の視線からその空間を見ることになるという不思議な体験をすることになります。
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本作品の刊行にあたり、美術評論家の伊藤俊治が古屋誠一にメールインタビューした記事は以下。
https://imaonline.jp/articles/interview/20201224seiichi-furuya/#page-1
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・発行日:2020年
・発 行:Chose Commune
・言 語:フランス語・英語
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・255 × 205 mm/168頁
・掲載作品150点