ありのままがあるところ/福森伸
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知的障がいや精神障がいのある人々が集まり、そこで暮らす福祉施設であるしょうぶ学園は1973年に鹿児島に創設されました。中学校の特殊学級で障がい児を受け持つ教員であった著者の母親が、受け持った子どもたちの行く末のためにも必要な場所をつくりました。
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いまでは、アール・ブリュット或いはアウトサイダーアートなどという言い方が一般的になり、美術に関する教育や作法などとは関係なく、作り手の思うがままに描くこと、手を動かすことが評価されています。
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しょうぶ学園の利用者たちがつくりあげるクラフトやアート作品、音楽活動は国内外で高い評価を得ています。そういった活動を育むしょうぶ学園はどのような施設なのか。のびやかに過ごすためのヒントが隠されています。
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・著者:福森伸
・構成:尹雄大
・装幀:有山達也+山本祐衣
・発行:晶文社
・出版年月日:2019年12月20日
・四六判/228頁