食べたくなる本/三浦哲哉
¥2,970
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本書は映画批評を専門とする著者が、料理本(小泉武夫、高山なおみ、細川亜衣、丸元淑生等)について分析をし、批評をしています。研究者ならではの論理的な文体にもかかわらず、著者が料理体験から得た気づきが散りばめられつつ、彼の食べることへの貪欲な想いが際立つ文章にクスっと笑みがこぼれますなにより、料理本を記してきた料理家たちへの敬意が感じられる点も読み手としては気持ちがよい一冊。
著者:三浦哲哉
版元:みすず書房
発行:2019年2月21日
四六判/328頁