『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』〈シリーズ日常術〉/野中モモ
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「ZINE」というとオシャレなデザイン性の高いものというイメージがつくられているように感じられる昨今だが、もともと<「ZINE」は英語で、「個人または少人数の有志が非営利で発行する、自主的な出版物」>のこと。そのZINEとのながいつきあいを紹介しつつ、ZINEだからこそできることを発信している人々に会いに行ったり、ZINEを積極的にとりあつかう店主たちとの対談が収められています。
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さいきんでは、海外でつくられているZINEが日本でも多くみられます。そういった海外の事情についても対談で語られています。
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「大きな資本力もコネも持たない個人が、誰にも頼まれていないけれど作らずにはいられなくて作ってきた」ものがZINEであるという著者の言葉は響きます。
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・著者:野中モモ
・版元:晶文社
・A5判
・148頁