【再入荷】ミャオ族の刺繍とデザイン
¥3,080
のあと払いなら 月 ¥1,020 / 3回払い
中国大陸の南西部に定住する少数民族である苗(ミャオ)族の刺繍を、1996年から20年にわたり蒐集した苗族刺繍博物館のコレクションが写真により紹介されています。
ミャオの人々はミャオ語を用いますが、文字がないとのこと。彼らにとって「刺繍とは単なる飾り(装飾)ではなく、いわばバイブルであり、民族のアイデンティティと言える」ほど、生活に根づいたものです。
また、「邪悪なものは布目から入ってくる」という古来からの言い伝えにより、邪気をはねのけるために、布目に祈りを込めて刺繍を刺しているそうで、日本の背守りにも通じるのだなと思います。
・著者 :苗族刺繍博物館 佐藤瑞代・佐藤雅彦
・デザイン:葉田いづみ
・発行元 :大福書林
・発行日:2016年3月17日
・24.7cm×18.8cm
・160頁