文筆家・大竹昭子さんが主催する朗読イベント〈カタリココ〉は、東京の東側にある本をあつかう四店舗が会場となっています。そこでは、大竹昭子さんとゲストが対談をし、その場に集う人だけがたのしめる会でした。今回、2015年に開催した漫画家・高野文子さんとの対談を文字で起こし、再構成することにより、その場に参加できなかった人もその時の対談にふれることができるようになりました。こちらが、カタリココ文庫の創刊号となります。


漫画家の高野文子さんが、日々の生活と漫画を描くことのバランスの取り方などとても興味深いお話です。

また、シンプルな装幀で、文字も大きくないにもかかわらずとても読みやすく随所に工夫がつまっているのだろうなと感じました。


・著者：高野文子・大竹昭子
・表紙・図版：高野文子
・ロゴデザイン：宮地美華子（古書ほうろう）
・協力：大林えり子（ブックギャラリーポポタム）
・発行：カタリココ文庫
・発行日：2019年8月1日

・文庫版／本文モノクロ44頁