わたしもナグネだから 韓国と世界のあいだで生きる人々 /伊東順子
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著者は、幼少期の頃から韓国人が大好きだったそうです。現代の日本では、K-POPも人気で、幼い子にも韓国はなじみのある国ですが、著者が幼少時代を過ごした1970年代はインターネットもまだ存在せず、情報も限られていました。
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そんななかでも著者は子どもの頃の素朴な疑問が韓国をはじめとするアジアへの関心につながり、1990年に韓国へ渡り、ソウルで企画・翻訳オフィスを運営していました。
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そのような経歴を持つ著者が、「欧州、米国、中国、ロシア、日本など、国境を越えて生きてきた韓国系の人々やその家族、また逆に韓国で生き抜いた中国出身の老華僑たちの話をまとめた」ものが本書です。
タイトルになっている「ナグネ」は日本語では「旅人」と訳されるそうです。ただ、「自嘲的に使われる言葉」でもあるそうで、「たどり着けないことの情けなさと、残してきた者たちへの申し訳なさ、でもまだ歩き続けている自分への愛しさ」が含まれている奥行きのある言葉。
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・著 者:伊東順子
・発 行:筑摩書房
・発売日:2025年11月
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四六判、256頁
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