【再入荷】牧野富太郎 なぜ花は匂うか/牧野富太郎
¥1,540
著者は、江戸時代末期に高知の造り酒屋で生まれ、独学で植物学者を目指し、日本の植物分類学者の父と言われています。本書は、1970年に刊行された『牧野富太郎選集』を底本として、表記を新字新かなづかいに改めています。専門的な文章ではなくとても親しみやすい文章で書かれています。挿画やスケッチも著者によるもの。
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折込みしおりの随筆は梨木香歩。
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著者:牧野富太郎
発行:平凡社
発行日:2016年4月8日
以下、版元のサイトより----
去年の12月にSTANDARD BOOKSというシリーズを創刊しました。寺田寅彦、岡潔など、科学と文芸を横断する作者の随筆を精選しています。5巻目の本書では、日本植物学の父と呼ばれる牧野富太郎を取り上げました。「植物と心中する男」という一文では「私は植物の愛人」とうそぶく牧野。そこから伝わってくるのは、植物に対する圧倒的な情熱と愛情です。人はこんなに一つのことに夢中になれるのか! と思わず襟を正したくなります。(平凡社 岸本洋和)