『中国手仕事紀行』/奥村忍
¥2,750
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国内外の手仕事の生活道具をあつかうwebショップ『みんげい おくむら』を2010年にオープンした著者は、月の三分の二は国内外のどこかの産地を訪れています。中国には、著者が小学1年生のときからなんども旅をしてきたそう。特に、本書で取りあげている雲南省や貴州省にはもっとも多く足を運んできたとのこと。
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そこは、ひとつの布をつくるために、綿花の栽培・紡ぎ・織り・染めなどの工程がまだ人の手を介して全行程見ることができる場であると同時に、料理や建築や他の手仕事などもいまの日本では失われた光景が広がっています。
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そこに身を置くことで、眼にすることができる日常の光景を著者が文章でつづり、写真で色や人々の表情を補いながら伝えてくれます。市井の人々のなかに根づく手仕事についてふれる貴重な記録でもあります。
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・著者:奥村忍
・写真:在本彌生
・版元:青幻舎
・発行日:2020年1月29日
・A5変型
・296頁